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狐(きつね)

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番号 5975 種別 世間話

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AT分類 -

執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 138 終了頁 139
文体 通行体
冒頭文 さてまた狐の話で恐縮であるが、私が大曲農学校の獣医畜産科に席を置いた関係で、私の家では雌雄二頭の緬羊を飼育していた。
結末文 こんなことになってしまっては「本当かなあ」とつぶやくより仕様がなかった。

あらすじ 大曲農学校の獣医畜産科に席を置いた関係で雌雄二頭の緬羊を飼育していたが、雌が木の根に綱をからませ縊死したという。その頃解剖学を学び、実習も手がけていたので、裏山の凹地で緬羊の解剖を始めた。杉林の枯れ枝を折る音が響き、誰かが近寄ってきた。音のする方を見ると帰っていったようなので、仕事を続けた。二三日後近所のおばさんが来て裏山で戦闘帽をかぶった狐を見たと話したので、母は戦争中だから狐もハイカラになったものだなあと言い、帰ってから、大笑いした。おばさんが話をして歩いたらしく、寺の裏山に戦闘帽をかぶって出る狐の話は、有名になった。その後、裏山で顔見知りの若い女が杉の葉集めをしていたので、声をかけイヌツゲを取ったが、女の姿はなかった。その後例のおばさんが、戦闘帽をかぶった狐がまた出たそうだと話にきた。最初狐の話が出た時、私だったといっておくとよかったのにあとの祭りだ。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 協和村
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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