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ごっけのえさば(ごっけのえさば)

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番号 4911 種別 世間話

  大分類 中分類 小分類 番号
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世間話 動物 狐 化かす -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 峰浜村教育委員会
書名・誌名 峰浜村の文化財
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 峰浜村教育委員会
発行年月日 昭和55年8月20日 発行年(西暦) 1980年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 7 終了頁 7
文体 方言
冒頭文 昔々、目名潟にえさば(魚うり)で暮しを立ててえだごっけのおやじえだもな。
結末文 したば、おやじの背骨こ急に、ヒヤーと湧き水でも首から流されたみたいに冷けくなたど、「おう、気持ちわりごど」とふたふりみふり肩をふるわへで夜明けねうちに家さつかねば、もうけこねと思って、背負うがなーと思ったのを「までまで、あのでっけにしんもう一回確かめぺ」とそこの草原にガバッとあけて、始めから一匹、二匹、と数え直し百二十匹あるな、と、そのまま背負い直してえさつだど、その頃になってようやくあたりもしらじら夜があけて魚の目玉もはっきりわがたど、ところが、どうしたことだべ、箱いっぺのにしんが全部笹の葉っぱに変っていたんだど、ごっけのおやじしばらく考え込んで「やったな、キツネのしわざだ、これも屏風のながれのキツネのしごとだ、せっかくもうけっぺと思ったけ何にもなねがた」とガックリした、というはなしっこ。

あらすじ 昔、目名潟にえさば(魚うり)で暮らしをたてていたごっけのおやじがいた。おやじは早起きして魚箱を背中にくくりつけ、下口(八森方面)に魚を買いに行くのだった。ある時、下口でにしんが大漁だと聞き、もうけがあるとひとりごとを言って家を出たそうだ。下口の海岸で箱に詰めて,目名潟に向かった。始めのうちは儲けを計算して重いことも忘れて目名潟に足を急がせた。ところが、しんけ(いそくら)まで来ると、にしん箱が重く感じられて一休みしようと土手に魚箱をおろした。すると、背骨が急に冷たくなり、気持ち悪いと肩を震わせ、背負おうと思ったが、草原に箱を開けて数え直し、百二十匹あると背負い直した。夜が明けてみると、箱いっぱいのにしんが、全部笹の葉っぱに変わっていた。おやじはしばらく考え込んで、、屏風ながれのキツネの仕事だ、もうけようと思ったのに何にもならなかったと落胆したという話だ。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 目名潟
地域(現地名) 八峰町峰浜
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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