三枚の札(さんまいのふだ)

詳細情報

番号 4647 種別 昔話

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 - - - -
日本昔話名彙 完形昔話 厄難克服 三枚の御札 -
日本昔話大成 本格昔話 逃竄譚 三枚の護符 240
日本昔話通観 むかし語り 厄難克服 三枚のお札 347
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 東由利の民話
書名(全集名等) - 巻・号 1
発行所 東由利町教育研究所
発行年月日 昭和57年9月 発行年(西暦) 1982年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 92 終了頁 98
文体 通行体
冒頭文 昔、ある山奥のお寺に、小僧と和尚さんがおったそうだ。
結末文 とっぴんからりの山しょの実。

あらすじ 昔お寺に小僧と和尚さんがいたが、小僧はおしょうさんがいくら教えても聞かない。そのうち余所に行け、と願い事が叶う三枚の札を渡され追い出された。小僧は山道を右も左も分からず歩いていると、次第に暗くなってきた。そんな中明かりが見えたのでそこに向かい一晩の宿を請うと、鬼婆が出て来た。家に連れ込まれ逃げられなくなった小僧は、便所に行きたいと言い出した。腰に縄を付けられたが、便所でその縄を便所の柱に結びつけお札を貼り逃げ出した。鬼婆がまだか聞くとお札が代わりにまだだ、と答える。鬼婆が我慢できなくなり縄を引くと便所は柱も何も皆崩れてしまった。怒った鬼婆は小僧を追いかけ始めるが、小僧は札にお願いし大きな川を出す。鬼婆が川を渡っている間に小僧は逃げるが、また掴まりそうになる。その度に大きな山、しょうぶとよもぎの生えた大きな沼を出し、なんとか寺に逃げ込んだ。和尚さんは小僧を隠してやると、小僧を追いかけてきた鬼婆に知恵比べをしよう、と持ちかけ鬼婆に小さくなるよう言った。和尚さんの言うとおり豆のように小さくなった鬼婆は餅にくるまれ和尚さんに食べられてしまった。そうしたところで和尚さんはよもぎと「ひょぴこ」を入れたお湯に入ると、さっき食べた物が消えて無くなってしまった。その言われから5月の「ごりょう」の日に「ひょぴこ」とよもぎを窓、入り口に差し、菖蒲湯に入るようになった。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 由利本荘市東由利
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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