エサシのシゲジロウ その一 小鳥(えさしのしげじろう そのいち ことり)

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番号 2088 種別 昔話

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AT分類 -

執筆者名 吉田三郎 編者名 -
書名・誌名 男鹿こぼれだね
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田文化出版社
発行年月日 昭和52年1月20日 発行年(西暦) 1977年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 2 終了頁 4
文体 通行体
冒頭文 うららかな午後、シゲジロウは道をぶらりぶらり歩いていると、向うから、ぴんとひげをはやした村では嫌われものの巡査がいばってやって来たど。
結末文 それがすぐ村中に知れ渡り、流石のひげの巡査も、村の子供だちからまで、ベゴの糞巡査と後指を差されて笑われたという話である。

あらすじ エサシのシゲジロウは明治のはじめ、北海道江差郡に実在していた人物と言われている。男鹿の人々は漁や出稼ぎで一年間明け暮れ、休憩の合間に必ずこのシゲジロウ話が出たと言われる。単に面白い話というだけでなく、毎日の生活共感につながる話であったこそ長く伝わっていたのであろう。また、彼が漁師で、漁のない時に家の中でのんびりと想像した話であったろうことが、話をのびのびと伝えることにもなったのだろう。
シゲジロウが歩いていると、向こうから巡査が来た。それを見てシゲジロウは咄嗟にかぶっていた笠を地面に伏せた。巡査がわけを訪ねると、シゲジロウは、珍しい鳥を捕まえたから、巡査に鳥を捕まえるのを手伝ってくれと言った。巡査が笠の間に手を入れて何かつかんだと思ったら、馬の糞だった。巡査は怒ったが、シゲジロウは「糞と鳥を見間違えた」と言って詫びた。糞と鳥の区別もつかない馬鹿者だと巡査は許したが、この巡査は子どもたちからも「ベゴの糞巡査」と笑われることになった。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 男鹿市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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