母親の嘆きとキノシリ鱒の由来(ははおやのなげきときのしりますのゆらい)

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番号 1837 種別 伝説

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執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 辰子姫と八郎太郎 伝説の田沢湖
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 東奥文化会
発行年月日 昭和40年1月15日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 -
開始頁 7 終了頁 11
文体 通行体
冒頭文 三人の娘たちがふと、眼を覚ましてみると、辰子がみえないのに気がついた。
結末文 後の世までも。

あらすじ 三人の娘たちが眼を覚ましてみると、辰子がみえないのに気がついた。辰子を呼びながら森の奥へと辿っていくと、かすかに辰子の返事が聞こえた。森の奥へやっていくと見たこともない大きな湖があった。そして畔の苔岩の上に、怖ろしい竜の姿を見つけたが、返事をしているのは竜だった。娘たちは後を見ずに逃げ出し、辰子の家に此の事を知らせた。話を聞いていた辰子の母は燃えさかる薪を手にして夕闇の中を院内嶽目指して走り、村人も追った。院内嶽を越えたが、見慣れた山の姿も跡形もなく、更に木立の中に分け入った辰子の母と村人は誰も見たこともない大きな湖を見る。銀色の鱗をひらめかした竜は辰子だった。辰子は「私はもう人間ではなく、湖の主となって棲むことになったと言った。母は湖面から眼をはなさずにいたが、無性に腹立たしくなり、手にしていた燃え残りの木の尻を湖水に投げつけた。すると、その木の尻はみるみる一尾の魚となり泳ぎ去っていった。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 仙北市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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