鬼の女房(おにのにょうぼう)

詳細情報

番号 6588 種別 昔話

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 - - - -
日本昔話名彙 完形昔話 厄難克服 食わず女房 -
日本昔話大成 本格昔話 逃竄譚 食わず女房 244
日本昔話通観 むかし語り 食わず女房 鬼女房型 -
世間話 - - - -
AT分類 1373A

執筆者名 - 編者名 秋田県文化財保護協会阿仁町支部
書名・誌名 阿仁町の伝承・民話
書名(全集名等) - 巻・号 第一集
発行所 阿仁町教育委員会
発行年月日 昭和46年12月5日 発行年(西暦) 1971年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 10 終了頁 12
文体 方言
冒頭文 むかしコある所に、ほいど(けち)な「てで」が一人暮していました。
結末文 その後、鬼は「てで」と暮した住家に戻り、火を放ち住家と共に自分の身を焼きほろぼしたというが、その灰は風が吹くたびに舞い上がり、蚊となり虻と化して四方へ飛び散り、今でも人間や動物の血を吸って生きているのも、鬼も灰から生れた生物だからといわれています。

あらすじ 飯を食わない働き者の女房が欲しいと願っていた男のもとに、望み通りの嫁がきた。嫁は十日に半日だけ一人にしてくれという。嫁はよく稼ぎ飯は食べないのに、一向に暮らし向きがよくならなかった。一人になった時、男を引き込み米をくれているのだろうと焼きもちを焼いた男は、梁に隠れて女房を見張っていた。女房は男がいなくなると大鍋で飯を炊き、握り飯を作ると、鬼女に姿を変え、頭の中にある赤い大口で、食べ始めた。男は煙穴から逃げ出し菖蒲と蓬の草の中に隠れた。鬼女は身が腐れると逃げ出し、住処に火を点け家と共に自分も焼け死んだが、灰が蚊や虻になった。
追記 話者は加賀ハル、戸嶋キクノ
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 三枚
地域(現地名) 北秋田市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -