| あらすじ |
昔、先妻の子で名を米福、後妻の子で名を粟福という姉妹が居た。継母は米福に破れたこだし、粟福にはいい小出しを持たせ栗を拾いに行くよう命じる。粟福はさっさと栗を拾うと帰ってしまった。米福は拾うはしからこぼれ落ちてしまい、栗を追いかけて穴の中に入った。するとお婆さんが1人糸を紡いでいて、もうすぐ鬼の兄弟が帰ってくる、隠れていろ、と言われる。直に鬼がやってくるがお婆さんが隠してくれたお陰で米福は見つからずにすんだ。鬼が居なくなってから婆様の願いを聞き、しらみ退治をした米福は小さな宝の箱とこだし一杯の栗を貰って帰った。まもなく村の秋祭りが始まると、継母は米福に山のような仕事を申しつけて粟福と2人で出掛けた。米福が泣いているとスズメが飛んできて手伝ってくれたりするおかげで、山のばばさまから貰った宝の箱に入っていた着物を着て秋祭りに行った。翌日、長者の使いが来て米福を嫁にくれ、と言う。継母は粟福のほうがいい、と言うが使いは米福でなくてはダメだ、と言う。米福が山のばばさまから貰った宝箱をみると嫁入り衣装が入っており、それを着て嫁入りした。粟福が羨ましい、とさわぐと継母は腹をたて、うすの上に粟福を乗せ田圃のあぜをひきまわした。あげく2人田圃に入り田螺になってしまった。 |