善知と狼(うとうとおおかみ)

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番号 5925 種別 伝説

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日本伝説大系 文化叙事伝説 英雄 八幡太郎義家 -
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AT分類 -

執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 88 終了頁 89
文体 通行体
冒頭文 昔、畑銀山附近の山峡に善知と云う賎しい男と母が住んでいた。
結末文 かの一群の武士は、清原武衡討伐のため国内巡見中の八幡太郎義家であったという。

あらすじ 昔、畑銀山付近の山峡に善知という賤しい男と母が住んでいた。善知は野を拓き畑を耕し、畑の作物や山菜、薪炭を「市」で商い、貧しいながらも幸福な日々を送っていた。善知が母と共に「市」に出て商い、母の好物や衣類等を求めて帰途につく時、子牛程もある狼が現れ、老母を食おうと襲ってきた。善知は母は年老いて肉が薄い、私の尻の肉を食って母の命は助けてくれるようにと声をはりあげ、裸になり、尻を向け前へ進むと狼は逃げ去った。着物を着けようとする時、一群の武士が進んできたので、道の傍らで跪くと、大将らしき武士がなぜ裸でいるのかと尋ね、善知は狼の難をのがれたことを語った。武士が家来に狼がくわえてきたものを改めさせると財布の中にたくさんの銀銭が入っていたので、財布を善地に与え、さらに当座の恩賞と青銅五百文と布一巻を下された。武士は清原武衡征討のため国内巡見中の八幡太郎義家公であったという。 
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 協和村荒川村
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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