| あらすじ |
昔60才になったものは山に捨てる、という掟があった。三吉と三太という2人の息子はついに婆を捨てられず、家に小さな部屋を作りそこに婆を隠した。そのうちその国に隣の国が戦を仕掛けてきた。ただ謎を出すので答えられたら戦は後にしよう、と言う。『杉の角材の上下を当てろ』という問題が出されたが誰も分からない。三吉と三太もわからず、婆に聞いてみると『根の方が重いから川に流して先に流れるほうが上だ』と教わる。そうすると2番目に『灰の縄を綯え』という。また婆に知恵を借りると『藁をよく柔らかくし、水につけ、塩をたくさん振って縄を綯い、板に縄をたばね、そのまま燃やせば縄が出来る』と教えられた。2問目も当てられた隣の国は最後の問題、と見分けのつかない2頭の馬の親馬、子馬を当てろ、と言って来た。婆に知恵を借りに行くと『餌の草を先に食べた方が子馬。親馬は子供が食べたのをみてから食べる』と教えられた。3文全部答えられた隣国は戦をすると危ない、と思い仲良く暮らすことにした。
殿様は難問を解いた2人に褒美をやる、と言うが2人は正直に婆を隠していることを明かし、掟を撤回してもらえないか頼んだ。殿様は年寄りの知恵に感心し、掟を無くし2人に大した褒美を与えた。
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