コーナー展・その他の館内展示

一つの場所に長く居たからこそ見聞できたこと、記録できたことが真澄にはあったのでしょう。そうした真澄の視点から浮かびあがる、真澄が暮らしたまち、当時の秋田市の姿に迫りたいと思います。

もともとは、旧暦3月の最初の巳の日(のちに3日)、宮中で自分の穢れを人形(ひとがた)にうつして川へ流す行事でした。平安時代には、調度品などをそろえた人形を飾る「ひいな遊び」が貴族の間で行われるようになり、この「ひいな遊び」と穢れをはらう儀礼とが習合して、ひなまつりとなったと考えられています。

十二支と動物とを結びつけることによって、生まれ年と動物に関するさまざまな俗信や迷信が生まれるようになりました。

真澄部門でここ3年以内に収蔵した比較的新しい資料をメインとして紹介する展示です

『種蒔く人』が土崎で創刊されて100年となる今年、異なる分野で功績を残した父と子の歩みを、解説と展示で紹介します。

真澄が記録していた雨乞習俗に焦点を当てて紹介します。雨乞習俗というフィルターを通して、当時の人々の生活や思いについて考える機会になれば幸いです。

「数え14歳にして母校の先生」「東京女子高等師範学校時代は級友とともに4年間首席・次席」「宮内省御用掛を拝命」「一私立開発学校の復興」など、阿くりの生涯を略年表で紹介しています。

暑い夏が終わると、涼しい秋の季節が訪れます。特に過ごしやすい夜が段々と長くなり、夜更かしなどをしてしまいがちです。秋の夜長にかかせない道具として照明具があります。

深澤多市旧蔵資料の絵葉書を紹介することで、絵葉書から垣間見られる、当時の風景や事物を来館者の皆様に知っていただければと考えています。