月出野に移って(つきでのにうつって)

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番号 5963 種別 伝説

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執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 118 終了頁 120
文体 通行体
冒頭文 婚礼の儀式を終えた翌日、姫はあらためて鎌倉の乱後の旅をくわしく語り、国を出立せし時持参せし金銀の残りを、この程なりとて舎人に渡した。
結末文 北海の苦行した滝は、今の「宮沢の滝」にして、昔、荒川太郎と云う豪族の住した古城がその付近にある。

あらすじ 婚礼の儀式後、姫は改めて鎌倉の乱後の旅を語り、出立した時の金銀の残りを舎人に渡した。村人が酒を酌み交わし、唄い踊り騒いだ。宴が終わる頃、暮らしに不便な草庵から、月出野に移ったらどうかという。恩師南海も以前勧めてくれたこともあり、月出野に移ることになった。草房のあったところを比丘が坂といっている。比丘は児童に手習いを教え、姫は女子を集めて女のつとむべきことを教えた。比丘は米ケ森の加持祈祷をしたため、村人は、上人あるいは印法と呼び、神事祭礼の節は姫が舞を舞ったので、神子と呼んだ。比丘は南海より戴いた号北海を名乗った。みめよき子を「ぼっかい」と呼ぶがそのなまったものという。一子ができ、利発で村人は神童とほめそやした。北海は岩淵田を拓き、山奥の滝で難行苦行の願をなしとげたので、加持祈祷があらたかになり、諸人の利益になったという。今の「宮沢の滝」で、豪族荒川太郎の住んだ古城が付近にある。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 協和村上淀川
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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