笠地蔵(かさじぞう)

詳細情報

番号 527 種別 昔話

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 - - - -
日本昔話名彙 完形昔話 財宝発見 笠地蔵 -
日本昔話大成 本格昔話 呪宝譚 笠地蔵 203
日本昔話通観 むかし語り 超自然と人 笠地蔵-来訪型 42A
世間話 - - - -
AT分類 503

執筆者名 - 編者名 野村 純一 畠山 忠男
書名・誌名 話の三番叟 秋田の昔話
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 (株)桜楓社
発行年月日 昭和52年5月20日 発行年(西暦) 1977年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 161 終了頁 163
文体 方言
冒頭文 むかし。
結末文 「今日の昼間の笠の価だ」どて、ドッチリその石、爺家の前さ置だば、ザグラど、銭コなたけどいう話だ。

あらすじ 笠作りしている爺と婆がいた。雨の降る日、爺が町に笠を売りにいく途中、雨に濡れた地蔵様を見て気の毒に思い笠を被せる。また行くと地蔵様が立っており、次々と地蔵様に笠を被せ家に戻ってくる。事情を聞いた婆も喜んだ。晩になると、遠くの方から声が聞こえてきて、笠を被せた地蔵様達が大きな石を担いで来て家の前に置くと、石が銭になった。
追記 別例では最後に、それからというもの五月の節句の時には魔除けとして菖蒲とヨゴミを戸窓に刺しておくのだと、年中行事の由来が説明されている。
「食わず女房」譚として全国に分布しており、男が旅職人や物を売り歩く商人だったりするのが特徴の一つとされる。鹿角では八幡平長嶺の類話で男が
麹売りとなっているものがある。ここでも妖怪は山に住むことが示されている。この化物も時にはやさしく時には恐ろしい自然の力と考えることができるし、
一方では心理的な解釈も可能だろう。なお文中のえづこ(エンツコ)とは、ワラで編んだ赤ん坊を入れておくカゴのようなものである。
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 由利郡東由利村大吹川
地域(現地名) 由利本荘市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -