正直じいさんの話(しょうじきじいさんのはなし)

詳細情報

番号 6222 種別 昔話

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 - - - -
日本昔話名彙 完形昔話 動物の援助 地蔵浄土 -
日本昔話大成 本格昔話 呪宝譚 地蔵浄土 184
日本昔話通観 むかし語り 異郷訪問 地蔵浄土 81
世間話 - - - -
AT分類 480

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 琴丘の民話
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 琴丘町教育委員会
発行年月日 昭和49年12月3日 発行年(西暦) 1974年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 75 終了頁 78
文体 通行体
冒頭文 むかしある所に、正直じいさんとばあさんが住んでいました。
結末文 人のまねをした不正直な、じさんとばあさんは、それから大へん不幸になりました。

あらすじ 正直な爺と婆が住んでいた。ある日、爺はにぎり飯を作ってもらい、山へ出かけた。しかし山のてっぺんで落としてしまい、転がるにぎり飯を追いかけて山を下っていくと、大きな地蔵様の前で止まった。正直な爺は地蔵様様のおかげだと思って、にぎり飯を供えて拝み、その場で休んでいると、鬼たちが十人も揃ってたくさんの金銀を出してバクチを始めた。何時間も経ったころ、下の方で鶏の鳴く声が聞こえてきて、鬼どもは「もう一番鶏の鳴く時間か」と、あわてて金銀をその場に置いたまま、帰って行った。不思議な事に地蔵様が声を出して「この金銀はお前が正直だから、みんな持って行っても良いよ。」と、言った。じいさんはその金銀を、家に持って帰り、待っていた婆さんは驚きながらも大喜びだった。となりには不正直な爺と婆がいた。この話を聞くと、うらやましくなり、正直な爺と同じ事をすると、鬼どもがやってきてまたバクチを始めた。不正直な爺はまだ暗くならないうちに、自分から鶏の鳴き真似をした。鬼どもは「おや、もう朝かい、おかしいなぁ。」と、言い合って地蔵様の辺りを見ると、じいさんが鶏の鳴く真似をしていた。鬼どもは怒り、爪でひっかいて血だらけにして帰した。人のまねをした、不正直な爺とと婆はそれから大変不幸になった。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 三種町
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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