おぼう力を授かった宇治川(おぼうりきをさずかったうじがわ)

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番号 5993 種別 伝説

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執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 146 終了頁 146
文体 通行体
冒頭文 文化(一八〇四~一八一七)、文政(一八一八~一八二九)の頃の話というが、神代に宇治川という相撲とりがいた。
結末文 同様な伝説は角舘町雲沢下延にもある。

あらすじ 文化文政の頃、神代に宇治川という相撲とりがいた。大力だったが、もっと大力がほしいと思い夜中に梅沢の天正寺の墓地に行くと、墓地の奥から、赤児を抱いた女が出て来た。女は髪を結う間抱いてくれというので、受け取ると、だんだん重くなり、我慢していると女が礼を言い、赤児を受け取って去った。宇治川が小川の水に手拭いをひたして絞ると千切れてしまい、着ていた紺衣を脱いで絞ってみると千切れてしまった。「おぼう力」が授かったかもしれないと杉を試みにゆすってみると倒れそうになった。宇治川は嬉しくて、お寺の庭石を持ってきて、田の中に投げ入れて家に帰った。寺の和尚が庭石のないのに気づき、大石をかかえ元の位置に置いた。翌朝、宇治川がまた大石を田の中に投げ入れ、かくれてみていると和尚が宇治川の奴だと小言をいいながらやすやすと持ち上げ、庭においたので、宇治川は舌を巻き、悪戯をしなくなったという。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 田沢湖町神代
地域(現地名) 仙北市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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