日本初の発見 珪質頁岩の採掘遺跡

展示概要

縄文時代の三大石器石材には、黒曜石、珪質頁岩、サヌカイトが知られています。珪質頁岩は、東北地方日本海側の河川に多く分布します。従来、縄文人は石器の材料として珪質頁岩が必要な時には、河川で拾ったのだろうと考えられていました。
ところが、2006年に、秋田県三種町の上岩川遺跡群で、珪質頁岩の採掘跡が見つかったのです。これは従来の見方を覆す発見でした。
展示では、珪質頁岩の原石や、加工の跡を示す出土品を紹介しています。

展示期間

2014年12月16日(火曜日)から2015年3月31日(火曜日)まで

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