東北のこけし

展示概要

こけしは、一般的に球形の頭部と円柱の胴部からなるシンプルな木製玩具です。江戸時代末期頃から東北地方の温泉地で土産物として売られるようになり、東北地方固有の「伝統こけし」として受け継がれました。大正期のセルロイド玩具の登場により一時衰退しましたが、その素朴な美しさから蒐集家に集められるようになり、今日まで多くの作者の作品が伝えられています。名称が「こけし」と統一される前には、様々な呼び名で呼ばれていました。

展示期間

2012年10月31日(水曜日)から2013年1月31日(木曜日)まで

Copyright (C) Akita Prefectural Museum, All Rights Reserved.