ひたすら歩いた江戸の旅

展示概要

写真:人文展示室可変展示コーナーひたすら歩いた江戸の旅 展示の様子

江戸時代の旅は、徒歩が原則でした。六郷(美郷町)の岩蔵が1849年(嘉永2年)に秋田から上方までの旅をした時の道中日記が残されています。岩蔵は一部の舟便利用をのぞいて、82日間にわたり、ひたすら歩き続けたのでした。道中日記によれば、1日の移動距離はおおむね7から10里(約28から40キロメートル)に及びます。
エアコンつきの車中にくつろぎ、トンネルで山をくぐり、夜も電灯をつけて移動するような現在の旅行にくらべ、自然を肌で感じる旅だったに違いありません。この展示では江戸時代の旅の様子を紹介します。

 

展示期間

2012年5月10日(木曜日)から2012年10月9日(火曜日)まで

Copyright (C) Akita Prefectural Museum, All Rights Reserved.