東日本から東北地方にかけて、集落の境に大きな人形を立てる風習が見られます。これは、集落に病気や災いが入ってこないように守ってくれる神様です。秋田県内では「カシマサマ(鹿島様)」や「ショウキサマ(鍾馗様)」「ニオウサマ(仁王様)」など、さまざまな名称がつけられています。
能代市二ツ井町小掛では、集落の出入り口二カ所に男女一体ずつのショウキサマを祀ります。それぞれ杉の葉で身体を覆い、腰蓑をつけています。小掛のショウキサマは、男性神が煙管をくわえていることが特徴です。
現在の行事は9月の第1日曜日に行われます。男女のショウキサマを祠から出し、杉の葉の衣装を着せ替えた後、若い衆がショウキサマを背負って集落内をまわります。各家では御神酒や団子をお供えし、ショウキサマの身体の杉の葉を抜きます。この杉の葉は魔よけになるとも、風よけになるとも言われ、戸口に刺したり、嵐の時にはいぶしたりする習慣がありました。


展示期間
2026年10月1日(木曜日)から2026年11月17日(火曜日)まで
会場
2階 ふるさとまつり広場

