林冬嗣と変化(はやしふゆつぐとへんげ)

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番号 5994 種別 世間話

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執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 146 終了頁 147
文体 通行体
冒頭文 林縫殿冬嗣は元禄一六年(一七〇三)に生まれ、心陰、柳生両流の師範にまでなった達人といい、現在の西仙北町刈和野に住んでいた。
結末文 天明六年(一七八六)十一月二十三日、行年八十三才にて薨じたという。

あらすじ 林縫殿冬嗣は元禄十六年に生まれ、心陰、柳生両流の師範になった達人で、現在の西仙北町刈和野に住んでいた。四十歳頃外出し、夜更けに家に帰ってきたところ、二日町に住む伊藤玄恕医師が歩いてくるので声をかけたが、返事がなく、わきをとおり過ぎようとしたら男はものもいわずつかみかかってきたので、冬嗣は組んでねじ伏せようとした。夜長の大格闘は夜明けになっても決定せず、変化は及ばないと思ったのか、冬嗣の腕からかろうじて逃げ去った。変化の毛は黒く太い牛のような毛で毛先がふたまたにわかれていたという。年を経た狸か山猫が、医師の姿になってあらわれたものだろうといっている。冬嗣八十二歳の時、刈和野の御本陣で行われた源通院公武芸御試会にて優勝し、感状をいただいたという。天明六年十一月二十三日光年八十三歳にて薨じたという。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 西仙北町刈和野
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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