春の訪れ ひな人形・押し絵

展示概要

ひなまつりは、旧暦3月の最初の巳の日(のちに3日)、宮中で自分の穢れを人形(ひとがた)にうつして川へ流す行事でした。人形(ひとがた)は、はじめ木や竹、藁などで作った簡単なものでしたが、人形を作る技術が発達すると、精巧なものに変わっていき、平安時代には、調度品などをそろえる人形を飾る「ひいな遊び」が貴族の間で行われるようになりました。この「ひいな遊び」と穢れをはらう儀礼とが習合してひなまつりとなったと考えられています。
現在のように、ひな人形を飾る風習が伝わったのは江戸時代に入ってからといわれています。3月3日のひなまつりには土地によってさまざまな行事が伝えられており、その土地に根ざしたひな人形がつくられてきました。現在では、内裏雛と雛道具を飾る家がほとんどですが、このような人形が全国どこでも見られるようになったのは、高度経済成長期以降と思われます。

展示期間

2023年2月22日(水曜日)から2023年4月4日(火曜日)まで

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