秋田県博の自然史標本

イラスト:秋田県博の自然史標本 タイトル画像

展示概要

「自然史」とは、広く言えば、自然について書き記すこと、あるいは書き記されたもの。博物館の標本は、自然を記録するための確かで大切な手段であり証拠です。そのために、特徴や性質を調べられる状態に維持されていること、いつどこで採集されたかなどの情報が付けられていることが求められます。研究に利用され、さまざまな情報が付け加わっていくことで、標本の価値はより高まります。

イラスト:秋田県博の自然史標本 フライヤー

展示期間

2019年4月27日(土曜日)から2019年6月23日(日曜日)まで

開館時間

9時30分から16時30分まで

休館日

毎週月曜日
祝日、休日と重なった場合は次の平日
2019年4月27日(土曜日)から2019年5月6日(月曜日)は開館日、2019年5月7日(火曜日)は休館日となります。

観覧料金

無料

展示構成

標本のさまざまな形

どのような標本にするかは目的によってさまざまですが、分野ごとに伝統的なスタイルがあります。地質・生物のさまざまな標本を一堂に並べてみました。

標本を作る

標本作りは採集の段階からすでに始まっています。採集や標本作りの道具のあれこれを紹介します。

個人コレクションの継承

博物館には、価値ある個人コレクションを引き継ぐ役割が期待されるところですが、全てを受け入れるのが困難であることも現実です。博物館に寄贈された貝類や蛾類などのコレクションの一部を展示します。

コンプリートの夢

秋田県博の標本のコレクションは、地域の自然を網羅的に参照できる体系でありたいのですが、果たせぬ夢かもしれません。今回は、収蔵資料の中から4,000種あまりの昆虫標本などを展示します。

標本から読み取る

標本からはさまざまな情報が読み取れます。調べ直した結果、新種が見つかることもあります。分析技術の発達により、より多くの情報が取り出せるようになると期待されます。

写真:様々な標本
標本のさまざまな形
写真:標本作りの道具
標本作りの道具
写真:昆虫標本
4,000種あまりの昆虫標本
写真:ヒゲブトシロスジヒメエダシャクの標本
ヒゲブトシロスジヒメエダシャク

主な展示資料

登録文化財や天然記念物の貴重標本、同定済み昆虫標本4,000種余。秋田県立博物館には十数万点の標本が保管されています。展示されたことのない標本も多数展示します。標本のいろいろ、採集や作り方まで、標本が盛りだくさんの展示です。

総資料点数(概数) 約6,500点

関連イベント

標本作製の実演

当館の学芸職員が昆虫の標本作りを実演します。
開催日:2019年4月30日(火曜日)、2019年5月26日(日曜日)
時間13時30分から14時30分まで
会場:当館2階 企画展示室
見学は無料です。
事前申し込みは不要です。

お問い合わせ

詳細は秋田県立博物館展示資料班へお問い合わせください。

〒010-0124
秋田県秋田市金足鳰崎字後山52
電話番号:018-873-4121
ファクス:018-873-4123
Eメール:info@akihaku.jp

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