徳五郎むかし話82 鬼神のお松(きじんのおまつ)

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番号 5115 種別 昔話

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執筆者名 - 編者名 秋田魁新報社
書名・誌名 秋田魁新報
書名(全集名等) - 巻・号 第25442号
発行所 秋田魁新報社
発行年月日 - 発行年(西暦) 1961年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 - 終了頁 -
文体 通行体
冒頭文 むかし、ひとりのつよそうなさむらいが、山の下の茶やで休んでいると、茶やのおやじはもみ手をしながら、「もし、おさむらいさん、このとうげは、かさまつとうげ(笠松峠)といって、とうげの上には、きじんのお松という、女のどろぼうがすんでいて、たびびとをころして、ありがねをみんなとってしまいんす。おめぁさんも、こんにゃ(今夜)は、おらえさとまって、あした朝出かけだんせ」としんせつにすすめました。
結末文 それからお松はしにものぐるいに、かみついてきましたが、さむらいにかかっては、まるでタカにスズメ、なんなく、切りころされてしまいました。

あらすじ 昔、強そうな侍が茶屋で休んでいると茶屋の親父が「この峠は唐松峠と言って、峠の上には鬼神のお松という女の泥棒がいる。旅人を殺してお金を取り上げる。今夜は私のところに泊まっていけ」といった。だが、侍はお松を退治しようと歩き始めた。すると、松の木の根元に女が寝ていて「腹が痛い、助けてくれ」といった。侍が薬をやると痛みは治まり侍は女の手を引いて歩いた。川に差し掛かると侍は女をおんぶし川渡りをした。川の深みに入った時背中の女は短刀を振り上げ侍を刺そうとした。月夜のきれいな晩で川に女の様子が映っていたのだ。侍は拳を振りあげ短刀は川に落ちた。お松は侍に噛みついて行ったがまるでタカにスズメ。お松はなんなく切り捨てられた。
追記 話者は堀井徳五郎,仙北郡南外村在住、昭和35年3月31日当時74歳
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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