かたづらっこ(かたづらっこ)

詳細情報

番号 6249 種別 昔話

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 - - - -
日本昔話名彙 完形昔話 厄難克服 鬼の子小綱 -
日本昔話大成 本格昔話 逃竄譚 鬼の子小綱 247A
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 琴丘の民話
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 琴丘町教育委員会
発行年月日 昭和49年12月3日 発行年(西暦) 1974年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 128 終了頁 132
文体 通行体
冒頭文 むかし、むかし、ある所に、なかのよい夫婦がありました。
結末文 三年たってあけて見たら、かめ一ぱいの銭になっていました。

あらすじ 仲のよい夫婦が居たが、妻が鬼にさらわれてしまった。しばらくして、妻は人の面と鬼の面を片面ずつ持つ鬼の子を産んで「かたづらっこ」と名付けた。ある時、かたづらっこが、「人達のおんじきた」と知らせ、出て見ると昔の夫だった。喜んだが、鬼が来れば殺されるので、夫を隠した。鬼たちがもどって来たので、妻は「人間が来た。食べるか」と聞くと、「食べないから、ここに出せ」と言い、その晩は夫にご馳走した。翌朝、鬼が、縄をなって、鬼が勝てば夫を食べ、負ければ夫に食べられると言った。かたづらっこは夫の後に隠れて密かに手伝った。夫が勝ったが、次はご飯を食べる競争を、それもかたづらっこが手伝って鬼が負けた。次の日、山に行くと人を煮て食う鍋があり、その鍋を見た人間を食べると鬼が言った。夫が鍋を覗いたので、鍋に入れられてしまった。鬼は火を持って来いとかたづらっこに言いつけたが、今日は火がすべて消えたと言われた。。鬼はあっちこっち回っているうちに、かたづらっこが先になって妻と夫と三人で船に乗って逃げてしまった。鬼は怒り、赤鬼青鬼を集めて湖の水を飲み始めた。すると、舟が岸の方へもどって来た。「だんこ、叩け」とかたづらっこが言うので、三人で尻を出して叩くと、鬼たちはおかしくて、ブーと水を吹き、沖に戻って家に着いた。かたづらっこのおかげだと喜んだ。かたづらっこが熱心に「カメに入れて三年経ったらあけてくれ」と頼むので、カメに入れ、三年後に開けてみると、カメ一杯の銭になっていた。
追記 話者は、山谷  渡辺きく,以下、山谷から出た原話は今村義孝泰子夫人辺「秋田のむがしこ」(未来社刊)を参考にしました。
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 三種町
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -