| あらすじ |
昔、丹波国の大江山に酒呑童子という鬼がいて、都に来ては人をさらったりしていた。帝に退治するよう命じられた頼光は、家来の渡部と山に様子を見に行った。すると空が急に暗くなり、真っ黒な毛むくじゃらな腕が頼光を掴み上げた。すかさず頼光はその腕を切り落とし、厳重に閉まって盗まれないようにした。ある時、渡部の乳母だというお婆さんがきて鬼の腕を見せてくれ、と頼む。渡部は断っていたが、余りに頼むので、ついつい手を渡してしまった。すると正体を現した鬼が手を持って逃げてしまった。
鬼に騙されたと、今度は四天王全員で山伏に化け鬼退治に向かった。途中人間が飲めば力が出て、鬼が飲めば力がなくなるという不思議な酒をお爺さんに渡され、この先にある千丈が滝の言うことを聞け、と告げられ進むと滝は「行げやドンドン」と鳴っている。鬼にさらわれた姫様を見つけ、道案内を頼み鬼の住処にたどり着いた。鬼を騙し、お爺さんに渡された酒をどんどん飲ませると、鬼は皆酔っ払い寝てしまった。今この時だと、さらわれていた人達を解放し、鬼の首を片っ端から斬ってまわった。酒呑童子は首を斬られても、首だけで頼光に噛みついてきたが、8枚兜をかぶっていた頼光には怪我はなかった。酒呑童子の首にさらわれたお姫さま、子供達、鬼の宝物を持って都に帰った。
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