もの言わぬ娘(ものいわぬむすめ)

詳細情報

番号 6280 種別 昔話

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日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 本格昔話 新話型 長良の人柱 本格新46
日本昔話通観 むかし語り 社会と家族 長柄の人柱 407
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 琴丘の民話
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 琴丘町教育委員会
発行年月日 昭和49年12月3日 発行年(西暦) 1974年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 196 終了頁 198
文体 通行体
冒頭文 むかし、ある所に、両国橋という橋がありました。
結末文 それから、よめはものを言うようになりましたが、わかい夫婦はしあわせにくらすようになりました。

あらすじ 両国橋という橋があった。その橋を普請しても、何度やっても流されてしまい、占ってもらうと「丑の年、丑の日、丑の刻に生まれた者を人柱にして埋めれば、うまくいく」と言った。その日に生まれた者はなんと、その占い師で、役人たちは占い師を人柱にして、橋の下に埋めてしまった。占い師には妻と娘が居て、妻は夫の死に方を苦にし、病気で死んでしまった。娘はものを言うとこんなにも災いを招くものかと、絶対にものを言うまいと固く心に誓った。娘は乞食になって、大きな家に行った。奥さんが、お米をやろうとすると、綺麗なかわいらしい娘なので驚いた。娘はお米をもらって、板の間に「ありがとうございます」と書いて立ち去ろうとした。その家には嫁を探している息子も居て、奥さんは、「この家に貰われてくれないか」と書き、娘はその家に住み、息子の嫁になった。それから何日経っても誰とも口をきかず、業をにやした息子は、嫁を撃ち殺すので、めらしに、嫁と二人で遊山に行くように言った。山の下の方で「ズドーン」と銃声がしたが、落ちてきたのは一羽のきじだった。その時嫁は初めて「お前は私の身代わりになってくれたのかよ、きじ」と言った。そのきじは亡くなった父親の首だった。それから、嫁はものを言うようになり、夫婦は幸せに暮らした。
追記 話者は、天瀬川 小玉サエノ
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 三種町
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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