螺と娘(たにしとむすめ)

詳細情報

番号 3766 種別 昔話

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 - - - -
日本昔話名彙 完形昔話 不思議な成長 田螺長者 -
日本昔話大成 本格昔話 誕生 田螺息子 134
日本昔話通観 むかし語り 誕生 たにし息子 139
世間話 - - - -
AT分類 433B

執筆者名 寺田伝一郎 編者名 不明
書名・誌名 昔話研究
書名(全集名等) - 巻・号 第2巻第8号
発行所 不明
発行年月日 昭和12年6月 発行年(西暦) 1937年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 366 終了頁 366
文体 方言
冒頭文 ざつと昔、或る朝間に、村の長者殿の家に『どうか俺あどこ使つてたんえ、どんな難儀な仕事でも辛棒すし、駄賃こは毎晩げ、端切りに水一杯、栗こ一杯でえんし』と頻りに頼む声がするので、誰れかと旦那が起きて行つて見ると、足駄この下から大きな螺が転がり出た。
結末文 すると少し経つと、海の底で螺は綱を引くので、娘は一生懸命になつて、手繰り上げると、螺は延命小槌を抱いて来たけど、そして娘に『この小槌は何んでも、お前の望みの叶ふ小槌だから、望み通りに振つて呉れ』と渡したので、娘は先づ『どうか、えゝ男になつて呉れ』と螺をがつちりはたくと、螺がざつくり割れて中から、立派な男が現れたけど、それで二人は其延命小槌で家を出し、宝物を出し、大判小判を出し、大した親方衆に成つて、目出度く暮らしたけど。

あらすじ 長者殿の家で働いていた螺(つぶ)がいた。ある日、長者殿の三番目娘を嫁に欲しいと思って策略し、寝ている娘の口の回りに粟粒を塗って泣いていた。長者が理由を聞くと「俺の粟を誰かに盗まれた。粟を食った人を嫁に欲しい」という。口の回りに粟粒をつけていた三番目娘が螺の嫁になる。螺は海の中から願いが叶う延命小槌を持って来て振り、立派な男になった。それから小槌で宝物を出し娘とめでたく暮らした。
追記 昭和11年8月、寺田傳一郎母 出生地は雄勝郡新生村
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 平鹿郡
地域(現地名) 橫手市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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