百姓籠館の稲荷(ひゃくしょうろうかんのいなり)

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番号 2629 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 祠堂の部 薬師・観音・不動(仁王・毘沙門・大師・権現・閻魔・如来・仏堂・鐘・弁天・稲荷・大明神・神社・宮) - -
日本伝説大系 文化叙事伝説 精霊 - -
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AT分類 -

執筆者名 - 編者名 木崎和廣
書名・誌名 羽後の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 第一法規出版
発行年月日 昭和51年7月15日 発行年(西暦) 1976年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 150 終了頁 150
文体 通行体
冒頭文 (由利郡大内町)権現森と稲荷森はもと地続きの丘であった
結末文 また白狐を祀ったお堂は、天明八年に稲荷神社に改築された

あらすじ 権現森と稲荷森はもと地続きの丘であった。川は丘につきあたり大きく曲流していたため、しばしば洪水がおこり、民家も田畑もそのたびに流された。村人はこの丘をきり開いて、川をまっすぐ下流に通す大事業にとりかかった。難事業であったが村人は協力し合い、ある時は森に集まって成功を神仏にも祈った。この事業がはじまってから、ずうっと作業の様子を森の上から見守っている数匹の白狐があった。苦難の作業が続きもうひと息という時、大雨が降り大洪水となった。やがて大音響とともに作業現場もろとも丘の岩山の一角がくずれおち、一瞬にして川道は直流したのであった。村人たちは大いに喜びあったが、その日を最後に白狐の姿を森の上でみることはなかった。「あれは神の使いではなかったか」と考えるようになった村人は、その森の上にお堂を建てて白狐を祀った。そしてこの森を百姓籠館とよんだ。また白狐を祀ったお堂は、天明八年に稲荷神社に改築された。
追記 無
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 由利郡大内町
地域(現地名) 由利本荘市
史跡等 百姓籠館の稲荷神社

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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