しらみたがれの長六(しらみたがれのちょうろく)

詳細情報

番号 6281 種別 昔話

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 - - - -
日本昔話名彙 完形昔話 財宝発見 大歳の火 -
日本昔話大成 本格昔話 呪宝譚 大歳の客 199A
日本昔話通観 むかし語り 超自然と人 大みそかの客-授福型 14A
世間話 - - - -
AT分類 750A

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 琴丘の民話
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 琴丘町教育委員会
発行年月日 昭和49年12月3日 発行年(西暦) 1974年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 199 終了頁 202
文体 通行体
冒頭文 むかし、あるところに、わかい夫婦者が居ました。
結末文 夫婦は何だべがとあやしみながら、行って見ると、じゃぐじゃぐ、じゃぐじゃぐって金山積んでおったど。

あらすじ 財産もない、若い夫婦がいて、大晦日がやってきた。「で」は「あね」に、「五城目に松、ゆずりは買ってくる」と言って、十文ある銭を持って出かけた。松、ゆずりはを買うと、背負って起きられないくらい沢山くれた。あんまり重いので家まで背負っていくのが大変だし、「両国さ、上げ申す」と言うなり流してやった。家に着き、「あね」は、「松、ゆずりははどうした」と聞いた。「で」は事の次第を話すと、文句も言わなかった。「トン、トン、トントン」と戸を叩く音がする。人の声もするので戸を開けてみると「今日はありがとうございました。両国から迎えに来ました」と言う。「で」は断ったが、是非というのでやっと行く気になった。途中、使いの者は「帰る時、土産に何欲しいと聞くので、しらみたがれの長六をくれと言いなさい」と、教えた。「で」は十分ご馳走になったので、帰ろうとしたら、「土産に何が欲しいか」と聞くので、「しらみたがれの長六をくれ」「それは一番の宝だけれども、お前のことだからくれてやる。連れてこい」と、主人は下女に命じた。見ると、髪はばさばさで虫の子が一杯たかり、鼻と舌を垂らし、二目と見られない、汚い子供だった。「で」は、「からかわれたな」と後悔したが、仕方なしに貰ってきた。家に帰り、「あね」が一目見たところ、ひどく汚い子供だったが、そのことは一言も口にせず、薪をくべて、あたらせた。夜になったので寝ろとと言ったが、「ねない」と断り続けるので夫婦は先に寝た。ちょうど十二時ごろ、のんのらっと音がした。夫婦が見に行ってみると、じゃぐじゃぐじゃぐじゃぐ金山積んであった。
追記 話者は、天瀬川 小玉サエノ
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 三種町
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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