三人目のむすめ(さんにんめのむすめ)

詳細情報

番号 6276 種別 昔話

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 - - - -
日本昔話名彙 完形昔話 幸福なる婚姻 鬼聟入 -
日本昔話大成 - - 鬼聟入 102
日本昔話通観 むかし語り 鬼婿入り - -
世間話 - - - -
AT分類 433A

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 琴丘の民話
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 琴丘町教育委員会
発行年月日 昭和49年12月3日 発行年(西暦) 1974年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 188 終了頁 194
文体 通行体
冒頭文 むかし、むかし、あるところに、おじいさん、おばあさん、おどさん、おがさんのほか、三人のむすめが居ました。
結末文 むすめは、兄ちゃのよめになってしあわせにくらしましたとさ。

あらすじ 爺、婆、父、母と三人の娘がいた。田を千刈も作っていたが、田植えをすれば荒れてしまう。父が水口に立ち、「おれの願いを聞いてくれ、お前の望みも聞いてやるから」と頼むと、田ノ頭が現れて娘を一人暮れという。この事を娘たちに話すと、末の娘だけが嫁に行くと言い、針千本、釘千本、砂利千樽を田ノ頭が棲む包みの所に積んでくれと言った。嫁入りの日、田ノ頭がいる所へ娘が針千本と釘千本を投げ散らかし、田ノ頭が痛さにのたうっているところに、砂利千樽を投げ散らかしてつつみの底深くに押しつぶしてしまった。娘は一目散に逃げた。野を越え、山を越えていったら日が暮れ、折良く一軒の家があり、婆が住んでいた。泊めてくれと頼むと、「ここは怖くて人の来られないところだから」といい、縁の下に隠してくれた。翌朝、婆は袋に入れた炒り豆を娘にくれ、「必ず鬼どもの居るところを通るから、この豆を後に蒔き散らかして先へ逃げれ」と教えてくれた。鬼どもは娘を見つけると、追いかけてきた。豆をまき散らすと、拾って食った。それを繰り返していくうちに、いくつも山を越えて、あづまに来ていた。そこに、大きな家があり、「使ってくれないか」と頼むと、火焚きばばになれと言ってくれた。しばらく経ってこの娘が自分の部屋で一人になると、綺麗に身繕いをし、明かりをつけて勉強をしていた。ある晩、この家の兄が明かりが見えたので覗いてみると、昼見ている火焚きばばとは違って綺麗な娘が座って本を読んでいた。兄は毎晩覗き見るうちに、恋煩いをしてしまった。娘は兄の嫁になって幸せに暮らした。
追記 話者は、天瀬川 小玉サエノ
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 三種町
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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