荒田村の寺(あらたむらのてら)

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番号 6094 種別 伝説

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日本伝説名彙 岩の部・水の部・塚の部・坂 薬師・観音・不動(仁王・毘沙門・大師・権現・閻魔・如来・仏堂・鐘・弁天・稲荷・大明神・神社・宮) - -
日本伝説大系 文化叙事伝説 仏 - -
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AT分類 -

執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 202 終了頁 202
文体 通行体
冒頭文 岡見知愛著の六郡郡邑記によると、荒田村には寺一軒、山伏二軒とあるが、
結末文 淀川は昔からカニの多い川であったとか……。

あらすじ 岡見知愛著の六軍郡邑記に、荒田村には寺一軒、山伏二軒とあるが、菅江真澄氏は修験は清水寺のみで郡邑記は誤りだろうという。享保の頃常楽坊という山伏がおり、子の常覚坊まで続いたが、文化四年に土民となって田作りしたという。昔この地に仙寂という僧がおり、鬼子母神、十羅刹神堂を祀って仙尺ともいわれる。清水寺の鼻祖は元社家で下淀川の熊野淵の大覚院より分家した古記があり、花岳山太寧寺は無住だったのを、一山宗法和尚が再興した。天正四年頃毎夜、寺の下の淵から怪光が飛び、変化が大法師となって、和尚と禅問答を始めた。「大脚二足小脚八脚、日月一天を白眼(にらみ)、行ときは横行自在である。是はなにものか。」と問うと、和尚は大笑いし「蟹」と言って如意で打ちおろした。妖化は消え、夜が明け、捜すと淵で大きな蟹が甲を破られ死んでいた。数多くの僧を食い殺した大蟹を、和尚は引き上げ、塚を作って埋めた。淵をカニ淵と呼び、カニ塚には小祠をたてカニ大明神を祀り、古四王の神と相殿である。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 協和村淀川
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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