さる子の沼(さるこのぬま)

詳細情報

番号 3936 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 水の部 - - -
日本伝説大系 自然説明伝説 水 - -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 瀬川拓男 松谷みよ子 沢渡吉彦
書名・誌名 定本 日本の民話
書名(全集名等) - 巻・号 2
発行所 株式会社未來社
発行年月日 平成11年5月31日 発行年(西暦) 1999年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 246 終了頁 250
文体 通行体
冒頭文 むかし、雄勝の皆瀬村に徳兵衛という豪農がいた。
結末文 そしていまもこの沼はさるこ沼とよばれている……。

あらすじ 皆瀬村に住む徳兵衛という豪農の元に、さる子という娘が借金のかたに連れられてきた。ある日、花見の宴で徳兵衛が、さる子に沼わたりをさせた。向こう岸へ渡って戻ってくれば、家に帰してやるという。さる子は必死の思いで泳ぎきったが、徳兵衛はもう一度泳がせた。さる子はまた沼に入るが、力尽き、沼底に沈んで二度と浮かんでこなかった。
追記 話者 麻生重太郎
再話 瀬川拓男

(附記) さる子沼はいまは佐太子沼ともよばれている。菅江真澄の雪の出羽路によると、さる子が借りた金を返すために沼を泳いで死んだとあるが、秋田魁新報社の『伝承の民話』では徳兵衛の大切な南京皿をわった為に沼を十面泳げといわれ、七回半で沼に沈んだとある。徳兵衛も昔は阿部徳兵衛であったが、いまは三浦徳兵衛になっている。昔と今の記録のちがいも面白いが、現地をあるいて、いまもさる子沼とよばれている事から、ここではさる子の物語りとして話しをまとめた。
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 湯沢市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -