木立雨(こだちあめ)

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番号 2652 種別 伝説

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日本伝説名彙 水の部 湯・池・川・渡 - -
日本伝説大系 文化叙事伝説 神 - -
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AT分類 -

執筆者名 - 編者名 木崎和廣
書名・誌名 羽後の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 第一法規出版
発行年月日 昭和51年7月15日 発行年(西暦) 1976年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 161 終了頁 161
文体 通行体
冒頭文 (雄勝郡稲川町)稲庭城主小野寺道俊侯のところに、朝月山のかげに住む青びき沼の主がたずねてきて「この頃夜になると、赤い火の悪者が沼に現れ私を殺そうとします
結末文 その後の享保の大干ばつの年も、このとおりの雨乞い祭りをしたところ、三日間も大雨が降って助かったということである。この雨のことを稲庭の木立雨とよんだ

あらすじ 稲庭城主小野寺道俊侯のところに、朝月山のかげに住む青びき沼の主がたずねてきて「この頃夜になると、赤い火の悪者が沼に現れ私を殺そうとします。殿様の力で退治していただきたい。どんなご恩返しでもします」と、涙ながらに願いでた。道俊侯は、農民のために水不足の時に雨を降らせてくれるなら助けてやると約束した。翌日の夜沼に行き、道俊侯が赤い火に弓矢を射ると、はげしい水音とともに赤い火は消え失せてしまった。翌日、沼の主が礼に来て「雨のほしい時は朝月山に向かって、合図の弓の弦をひき鳴らしてください」といって帰った。その後、日照りが続き水不足になったので、朝月山に向かって弓の弦をひき鳴らして合図すると、朝月山の峰や木立から雲が湧きおこり、たちまち大雨が降った。その後の享保の大干ばつの年も、このとおりの雨乞い祭りをしたところ、三日間も大雨が降って助かったということである。この雨のことを稲庭の木立雨とよんだ。
追記 無
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 雄勝郡稲川町
地域(現地名) 湯沢市
史跡等 無

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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