ウシガエル 骨格

受入番号
生キ136-2
資料名
ウシガエル(骨格)
展示の有無
法量
全長175mm
学名
Rana catesbeiana
和名
ウシガエル
科名
アカガエル科
資料解説
ウシガエルの骨格標本です。ヴオー・ヴオーと、牛のような声で鳴くため、ウシガエルと呼ばれます。成体は、アメリカザリガニや昆虫、他のカエル、小鳥、ネズミなどの小型の哺乳類まで食べます。日本全国に分布していますが、人による移入で、特定外来生物に指定されています。大正時代に食用ガエルとしてアメリカから日本に持ち込まれました。秋田では、昭和50年代に南秋田郡井川町で確認されたのを皮切りに生息範囲を広げています。
カエルはジャンプをするのに適した形態をしています。ヒトは、足の脛(すね)の部分に腓骨(ひこつ)と頸骨(けいこつ)がありますが、カエルはこれらが一体となり太い一本の骨になっています。また、ヒトの足首と踵(かかと)の骨にあたる距骨(きょこつ)と踵骨(しょうこつ)が長く伸びています。これらにより力強いジャンプ力が生まれます。