刀 銘羽州住兼廣作

受入番号
工コ71
資料名
刀 銘羽州住兼廣作
展示の有無
法量
長さ81.2㎝ 反り2.0㎝ 目釘穴2個
材質・技法・形状
制作年代
1857年(安政4年)
作成地
秋田県横手市
作成者
兼廣(かねひろ・生没年不明)
資料解説
この刀は秋田県横手市鍛冶町の刀工(刀を作る職人)兼廣が作りました。兼廣は通称兵蔵鍛冶とも呼ばれ、安政年間(1855年~1860年)から明治初期まで刀を作っていたといわれています。
この刀には「安政四年三月吉日」という銘(めい・刀に彫られた製作者名や製作年月)が見られることから兼廣初期の製作ということがわかります。
兼廣は秋田県内で最も多く作品を残した刀工と伝えられています。