- 受入番号
- 工コ158
- 資料名
- 秋田八丈 半天
- 展示の有無
- 無
- 法量
- 縦82.3㎝ 横121.0㎝
- 材質・技法・形状
- 絹
- 制作年代
- 昭和40年代
- 作成地
- 秋田県秋田市
- 作成者
- 滑川晨吉(なめかわしんきち・1922年~2008年)
- 資料解説
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これは秋田八丈で作られた半天(はんてん・仕事着や防寒着として使用する丈の短い上着)です。
秋田八丈は茶色系や黄色系の色合いを中心とした縞や格子柄(碁盤の目のような縦横の線による模様)の絹の織物で、秋田市で江戸時代にはじめられました。
秋田八丈を織る糸は主に植物で染めますが、特に鳶色(とびいろ・鳥のトビの羽に似た色)などの茶色系や黒系の糸にハマナスの根を使うことが特徴とされています。
この半天はかつて秋田県指定無形文化財技術保持者であった滑川晨吉が製作したものです。