祝いケラ

受入番号
民コ246-4
資料名
祝いケラ
展示の有無
資料解説
 昭和30年代から40年代ころまでの婚礼の際の嫁迎えで「タルコショイ」と呼ばれた若者が着用したケラです。婚礼の当日は実家から嫁ぎ先まで花嫁行列をしました。その行列の先頭に立って朱塗りの酒樽と尾頭付きの魚を二尾背負うのがタルコショイの役割でした。このケラは海草を泥染めしたものを編み上げて作りました。首の部分には赤、緑、白、黄色の木綿糸を使って、鶴亀模様や松竹梅の模様を表しています。