袖樽

受入番号
民コ40
資料名
袖樽
展示の有無
資料解説
 祝いの席に用いられる箱形の酒器です。漆塗りのものが多く、飾りや家紋を入れたものもあります。二樽で一対とし、上部に注ぎ口があります。
 この資料は、漆塗りで、底部に「享保弐拾年(1735)卯九月廿日(9月20日)」と墨書があります。袖樽という名称は酒をつぐ時に持ちやすいように、本体の両端が着物の袖口のような形になっていることに由来するといわれています。