デスモスチルス全身骨格 複製

デスモスチルス全身骨格

デスモスチルス全身骨格

デスモスチルス生体復元

デスモスチルス生体復元

デスモスチルス全身骨格

デスモスチルス全身骨格

デスモスチルス生体復元

デスモスチルス生体復元

受入番号
総イ21
資料名
デスモスチルス全身骨格 複製
展示の有無
法量
全長 約2.8m
数量
1
採集地
サハリン
英語名
Desmostylus hesperus
標本分類
動物化石(レプリカ)
地質時代
新第三紀中新世
資料解説
デスモスチルスはおよそ1,800万~1,100万年前の日本からカリフォルニアにかけての太平洋沿岸にいた哺乳類(ほにゅうるい)です。発見された歯の化石がのり巻きを束にしたような形だったので、ギリシャ語のデスモス(束ねる)とスチルス(円柱)から名付けられました。
秋田県でも羽後町から歯の化石が見つかっています。
19世紀の終わり頃、歯の化石が発見され、その形からジュゴンなどの海牛類と考えられていました。ところが1933年(昭和8年)にサハリンで全身骨格が発見され、4本足の動物であることがわかりました。展示している標本は、このとき掘り出された骨をもとに組み立てられたものです。絶滅した動物の骨格を組み立てることは大変難しいのですが、これまでさまざまな形に復元され、今でも研究が進められています。
備考
原標本・北海道大学蔵
音声解説

デスモスチルス全身骨格

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