黒鉱

黒鉱

黒鉱

黒鉱

黒鉱

受入番号
地キ67
資料名
黒鉱
法量
高さ35.0cm
採集地
秋田県大館市深沢鉱山
資料解説
黒鉱は金、銀、銅、鉛をはじめ多くの金属を含み「金属のデパート」と呼ばれる鉱石で、およそ1,500万年前の海底火山活動によって海底に沈殿してできたと考えられています。
秋田県を代表する石として、日本地質学会によって2016年(平成28年)に秋田県の「県の鉱物」に選ばれています。
黒鉱は主に方鉛鉱、閃亜鉛鉱、黄銅鉱、重晶石からなる緻密で塊状の黒色鉱石です。銅、鉛、亜鉛に加えて、金、銀や多種類のレアメタルを含んでおり、明治中期から昭和にかけてさかんに採掘されました。大規模な鉱床が発達する秋田県北部の北鹿地域で先進的に開発と鉱床の研究がおこなわれてきたため、「Kuroko」は学術用語として国際的に通用します。