男鹿から来た地蔵さん(おがからきたじぞうさん)

詳細情報

番号 6298 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 祠堂の部 地蔵 - -
日本伝説大系 自然説明伝説 祠堂 - -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 琴丘の民話
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 琴丘町教育委員会
発行年月日 昭和49年12月3日 発行年(西暦) 1974年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 36 終了頁 38
文体 通行体
冒頭文 むかし、鹿渡のお寺に、桂山和尚と言う、えらいぼうさんがおりました。
結末文 やがてこのことが評判になって、…少なくなかったそうです。

あらすじ 鹿渡のお寺に、桂山和尚という、偉い坊さんがいた。よく勉強する人で、ある年の男鹿のお山での帰り道、いつも宿にしていた原田という家へ泊めてもらおうと門を入ると、いつもと様子が違っていた。声をかけたが、人の気配はあるものの出てくる者がいなく、わらじを脱ぎ奥へ上がっていった。正面の床の間に石の地蔵を祭り、主人を始め家族一同は、皆その前に伏せっている。訳を聞くと、「この地蔵は、男鹿の坊さんが通りがかりに見つけて拾い上げ、私の家で祭るようにとのことだったが、心を込めて祭っていますが家の柱が揺れ、屋根がグラグラして生きた心地がしない。私どもを助けて欲しい」と額を畳にすりつけてたのんだ。和尚は地蔵の顔を見つめていたが、「おたくで祭られることを嫌っている」といい、翌朝和尚はその石地蔵を背負って帰った。和尚は滝山の一番高い所に安置して、ねんごろに供養された。それからは原田の方が幸せになり、地蔵にお参りをすると、海や潟の安全が守られ、豊漁にも恵まれた。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 三種町
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -