お小夜と兵吉(おさよとひょうきち)

詳細情報

番号 6155 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 石・岩の部 石・岩 - -
日本伝説大系 自然説明伝説 石 - -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 229 終了頁 229
文体 通行体
冒頭文 今から一千百八十年余も昔のことという。
結末文 オバコ節は、この伝説より醸された民話であると言われている。

あらすじ 今から千百八十年余も前、田沢の村に源七という大百姓がおり、三人の息子と美人のオバコ小夜がいた。他国からきた浪人で開墾に専念する弥生兵吉という独身者と、土着の高木市という学問を志す盲人がいて、弥生は小夜を恋し、小夜は高木に恋心を感じていた。五月の節句に、弥生は好意を寄せているなら、家から餅搗臼を背負って来いと小夜に言った。小夜も力はあったが、女にとっては無理で、峠の中腹まで登ったものの、臼をおろして一休みしようとしたとたん、臼は谷底に転げ落ちた。そこへ迎えに来た弥生を見て小夜は悲嘆し、その姿は石に化してしまった。弥生も自分の過誤をさとり、割腹し果てた。現在この峠の高さ六尺、二人が両手をつないでだき回せるくらいの石を「オバコ石」といっている。臼を落とした沢は臼沢、またはオバコ沢といい、少し離れた地に弥平台があり、近年まで弥平桜と呼ばれる桜があったといい、高市台と呼ばれる台地がある。オバコ節は、この伝説より醸された民謡であるといわれる。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 田沢湖町田沢
地域(現地名) 仙北市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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