山々の神(やまやまのかみ)

詳細情報

番号 6129 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 坂・峠・山の部 坂・峠・山(岳・岡) - -
日本伝説大系 自然説明伝説 山 - -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 214 終了頁 215
文体 通行体
冒頭文 平鹿郡内を流れ角間川町付近で雄物川に注ぐ旭川は、御嶽山(七四四米・塩湯彦の神を祀る)のしたたりが集まったもので、
結末文 また村人達は、増々神々を敬いたてまつったという。

あらすじ 平鹿郡内を流れ角間川町付近で雄物川に注ぐ旭川は、御嶽山のしたたりが集まり、旭岳の山脚を洗って流れるので、旭川の名が出たという。文化九年より文政七年までの十三年間、金沢東根、金沢西根村は水飢饉で、公儀に訴え出て、平鹿郡の明永村の一の坂の谷間を流れる葭沢川を堰留めて大堤を作り、灌漑用水にという願いが入れられた。文政七年冬から十年六月まで、約二万人余の人夫を動員して、堰根ができた。村人は保呂羽山、塩湯彦一の坂の三熊の三神に、村の憂いを除くよう祈願した。工事中、松岡から来た金堀り長吉が大岩の直撃から免れ、横手からの人夫の老人が大谷の底に落ちても傷もなく、西根村の人足籐兵衛が土砂に埋もれもて身体に異常もなく、穴堰で働いていた数人の人夫が、穴から上がったとたん水が噴き出し、命びろいするなど、神の加護のもとに仕事は着々とできたという。大堰が完成し、毎年よい稲ができ、村人達はますます神々を敬いたてまつったという。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 仙南村金沢西根
地域(現地名) 美郷町
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -