浮木の祟り(うききのたたり)

詳細情報

番号 6066 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 木の部 木 - -
日本伝説大系 自然説明伝説 木 - -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 185 終了頁 186
文体 通行体
冒頭文 小杉沢の湖畔に浮木の小祠がある。
結末文 このときの鋸屑は「ぐじ」という魚になったと言われている。

あらすじ 小杉沢の湖畔に浮木の小祠があり、御神体は湖岸より数十間沖に沈んでいる十間余の桂の古木という。田沢湖に発電所ができ、水の動くにつれ岸に寄り、頭を水面より出したこともあるが、現在はまた没している。昔はその大木が湖岸を周遊したといわれている。今から百余年前、角館町山根の柴田正三郎という足軽が、その神木は沈香であろうと思い、人夫をやとってその頭部を削らせた。神木が一ヶ所に定着するようになったのはこのためという。ところが、正三郎はまもなく原因不明の病魔に犯されて死亡し、家族にも不幸が続き、遂に絶家した。関係した人夫達の家も絶家の悲運にみまわれたため、人々は神木の祟りと怖れ、切り取った部分は祠に納め祀ったという。正三郎が神木を伐らせた時、切り口から真っ赤な血しぶきがあがり、湖水一面を紅にそめ、このときの鋸屑が「ぐじ」という魚になったといわれている。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 仙北市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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