クズの生えぬわけ(くずのはえぬわけ)

詳細情報

番号 6054 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 岩の部・水の部・塚の部・坂 木 - -
日本伝説大系 自然説明伝説 木 - -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 182 終了頁 182
文体 通行体
冒頭文 昔、ある男が舟にのって漁をしているうち、田沢湖の深さをさぐってみようと思って、繩の先に山刀を結んで湖中におろしてやった。
結末文 このことで付近のクズは尽きてしまい、今もってもこの両部落にはクズが生えないという。

あらすじ 昔ある男が舟に乗って漁をしているうち、田沢湖の深さをさぐろうと、縄の先に山刀を結んで湖中におろしてやった。縄がなくなっても湖底についた様子もないので、付近のクズの蔓を縄に結びつけたが、湖底についた手ごたえがないので、あきらめて蔓を放した。八郎潟で、ある漁師が網をおろしたら、縄のついた山刀がかかり、縄を引いていくと縄の先になにかの蔓がついてあったという。うわさが田沢湖の方にも伝わり、男の耳に入り、男は田沢湖と八郎潟の底が続いていることがわかったという。(田沢湖町)なお、田子の木集落には同じような伝説が残っている。大沢集落と田子の木集落をあわせて家数が十八軒の頃、両集落の寄合の時、田沢湖の深さを測ってみようという発言があり、村中で縄を出し、舟で湖心に出て、縄をつなぎ湖中におろしてやったが、湖底に届かず、付近のクズ蔓をとってはつぎたした。そのためこの両集落にはクズが生えないという。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 仙北市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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