三哲山(さんてつざん)

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番号 5920 種別 伝説

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日本伝説名彙 祠堂の部 薬師・観音・不動(仁王・毘沙門・大師・権現・閻魔・如来・仏堂・鐘・弁天・稲荷・大明神・神社・宮) - -
日本伝説大系 文化叙事伝説 英雄 三哲 -
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AT分類 -

執筆者名 長山幹丸 編者名 -
書名・誌名 秋田の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県仙郡北協和村上淀川  蓮西寺
発行年月日 昭和40年2月25日 発行年(西暦) 1965年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 83 終了頁 84
文体 通行体
冒頭文 鹿角の地に三哲山(三九四メートル)という山がある。
結末文 そのためこの地の地頭までが配置がえになるという騒ぎにまでなって村人は寛文十二年(一六七二)に三哲の霊をなぐさめるべく、蝦夷ヵ森に祀り、山の名も三哲山と改めたという。

あらすじ 鹿角の地に三哲山があり、蝦夷ヵ森と呼ばれていた。慶安、承応の頃青森の九戸から、千葉上総之介という人が十二所(大館市)に住みついた。文武両道に秀れ、性質の激しい反面、慈しみ深い点もあり、武士を捨てて三哲と号し、医師として暮らしをたてていた。見立てはよく名医として評判が高く、大滝温泉に入浴に行くのが好きだった。ある年の秋、凶作で食う米にも困る年で、三哲が大滝温泉に出かける途中、年貢米の行列と出会い、君命といつわり米を貧民に施した。うそはばれ、捕らえられて死刑に処された。処刑される時、死体を蝦夷ヵ森前山に葬じ、三年のうち祭らなければ十二所を焼却すると言った。人々はその言葉が現実になるとは思ってもみなかったが、その後、三哲の懇意だった人を除いて大火が続出し、地頭まで配置がえになった。村人は寛文十二年に三哲の霊をなぐさめるべく、蝦夷が森に祀り、山の名も三哲山と改めたという。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 鹿角
地域(現地名) 大館市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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