葺師の話(ふきしのはなし)

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番号 574 種別 昔話

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執筆者名 - 編者名 野村 純一 畠山 忠男
書名・誌名 話の三番叟 秋田の昔話
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 (株)桜楓社
発行年月日 昭和52年5月20日 発行年(西暦) 1977年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 260 終了頁 262
文体 方言
冒頭文 葺師でおな、良えおだな。他人の嬶ぁ、うんと盗むえだすけぁ。
結末文 んでねぇば、嬶ぁ盗まえでしまうがらな

あらすじ 葺師が人より早く仕事に出かけ、屋根に上がり、針で穴を開け、家の中を覗く。家の中では親父と嬶が座っているだけだが、その時「朝からここの家の親父と嬶、寝てやってる」と叫ぶ。「坐っているばかりだ」と抗議するから、「この穴から覗くと、やっているように見える」と言えば屋根に上がってくるから、下に下りて行って本当に嬶を盗むことができる。だから自分の家の屋根は自分で葺かなければならない。
追記 由利郡象潟町舟岡(にかほ市象潟町)では「猿と蟹」の寄合田の話がこの内容で語られている。
この昔話は猿蟹合戦の変形である。大館市十二所町(大館市十二所)採集した昔話は、その前半が「猿と蟹の寄合餅」の様式で語られ、その後半は「猿蟹合戦」の形式をとっている。
仙北郡千畑村千屋(仙北郡美郷町千屋)にも同様の話がある。
その他 昔→「むがし」と読む。

地域(原文に書かれている地域名) 由利郡東由利村大吹川
地域(現地名) 由利本荘市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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