おん子渕(おんこぶち)

詳細情報

番号 5628 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 水の部 水の部 堰・淵・滝・水穴 -
日本伝説大系 自然説明伝説 水 - -
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世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 西仙北町
書名・誌名 町の昔をたずねて
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 西仙北町
発行年月日 昭和53年2月 発行年(西暦) 1978年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 81 終了頁 81
文体 通行体
冒頭文 「執念」という言葉があるが、あまり響きの快い言葉ではない。
結末文 今におん子渊とて恐れられている。

あらすじ 土川から刈和野に行くと、「田中橋」が「大佐沢川」にかかっている。この川が間もなく「土買川」と落ち合う所を「おん子淵」とよんでいる。昔のこと、ある年入梅時に大雨が続いた。久しぶりの雨上がり、日が照り出しポカポカすると、子ども達は水が恋しくなった。「おん子」は13才、ませて気立てもよく、近所の人気者であった。その日も誘いだされて淵に来ると、濁っていて渦を巻いていた。皆で帰ろうとすると、おん子は向こう岸を見ていて「行って取ってくる」とつぶやき、着物をぬいだ。止めてと、すがるのも聞かず「苺とってくる、岸いっぱい黄色だ」と言って飛び込んだ。荒波を超えて向こう岸に着いてみたら、「いたどりの枯葉」だった。岸は高くのぼれない。船を呼びに行ったとの子どもの声も聞き分けられずに、泳いで帰りだしたがみるみる渦に呑まれた。2度と浮かび出なかった。今もおん子淵は恐れられている。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 刈和野
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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