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バズァ渕(ばずぁふち)

詳細情報

番号 5623 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 水の部 堰・淵・滝・水穴 - -
日本伝説大系 自然説明伝説 水 - -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 西仙北町
書名・誌名 町の昔をたずねて
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 西仙北町
発行年月日 昭和53年2月 発行年(西暦) 1978年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 57 終了頁 57
文体 通行体
冒頭文 刈和野から、旧土川村の半道寺に行くには、町はずれの田谷(たや)を通ることになる。
結末文 何も答えず、飲まず食わず、一週間も過ぎて漸く、人心地となって語るを聞けば、この通りであったということである。

あらすじ  刈和野から旧土川村の半導寺にいく途中、田谷を過ぎると、土(つち)買(かい)川(がわ)の岸に出る。ここは川の曲り角で、昔から「バズァ淵」といって名前(土貝川)のように砂利
も岩も無く、底の見えない青黒い水が大きく渦を巻いている。大きな杉林が影を落とし近くに人家もない淋しいところである。「バズ」とは尾のぷっつりきれたようになっている「大蛇」のことである。今年75才で亡くなった爺さんの30才になった春のこと。田中橋(田谷寄りの刈和野の町はずれ)のある家の主婦で、33才の厄年を過ぎた女盛りの人が、この淵のそばの田に草とりに,家の都合で一人で来た。暑い日続きで汗を流しとり続けた。5時過ぎ涼風で一頑張りし、家に帰る時、この日に限って、その淵に入って泥股引きをぬいで汗を洗って、どっぷり腰の上まで浸ってうっとりしていた。この時、すぐ目の前の水が、むくむくと盛り上がり、黒髪をかぶった、大きな蛇体(じゃたい)が頭を上げた。夢中でそのまま我が家にかけ込み、寝床に這入ったまま虫の息であった。1週間も過ぎて漸く、人心地になったという。昔の田は泥が深く、作業衣を着たまま腰の上まで水に入り洗ったが、この淵だけは入らないことになっていたそうだ。 
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 刈和野
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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