梵字嶽(ぼんじだけ)

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番号 5619 種別 伝説

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執筆者名 - 編者名 西仙北町
書名・誌名 町の昔をたずねて
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 西仙北町
発行年月日 昭和53年2月 発行年(西暦) 1978年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 44 終了頁 44
文体 通行体
冒頭文 心像(こころやり)とは珍らしい読み方だといわれる。
結末文 数年前或人がこの神秘の山に三十二観音の石像を建立したが、その人の歿後は淋しく荒れているようだ。

あらすじ 心像(こころやり)小学校の前に梵字嶽と呼ぶ山がある。標高百m余りの小山である。 北西に向いている岩山で、すぐ麓の心像川の岸から、立ち上がった岩壁は、屏風のようで、そこに「弘法大師のなげ筆」というものが刻まれている。これは梵字で読める人はいない。この屏風岩の上もまた岩で、大きな岩塊を危なげに積んだようで、その上に老松がある。そしてその東側は頂上から2つに割れてわかれ、その割れ目の一方西側の面は垂直の岩壁で扉のようになっている。その高さは10mもある。高山植物の一種石菖蒲なども自生している。一つの霊場のようで、女が登れば雨が降るとか、竜馬のいななきが聞こえるとか、神聖視されてきた。今一つの変った話がある。それは「梵字嶽の岩穴に手きぎ(手杵)を落とすと、神宮寺嶽の下に出る」ということだ。その穴が高山探しの人により見つかったのである。古い坑道であった梵字正面嶽八文目に穴が開いていてだんだん下向きになり、薄緑色の水が一杯たまっていて、その水の先は坑道の天井につかえて見える。神秘なものに思えた。数年前、ある人がこの山に三十三観音の石像を建立したが、その人の没後は荒れているようだ。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 土川
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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