神子石(みこいし)

詳細情報

番号 5616 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 石・岩の部 石・岩 - -
日本伝説大系 自然説明伝説 石 - -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 西仙北町
書名・誌名 町の昔をたずねて
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 西仙北町
発行年月日 昭和53年2月 発行年(西暦) 1978年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 39 終了頁 40
文体 通行体
冒頭文 小杉山円満寺は、古くはとても栄えた寺院で、その十一面観音に対する信仰から、善男善女の参拝が多く平日でさえ数十人に及んだ程
結末文 あわれどこまでもかなしい、神子であり、神子石ではある。

あらすじ 小杉山円満寺は古くはとても栄えた寺院で、その十一面観音に対する信仰から、数十里からの参拝者も多かった。旧暦4月8日が祭日で、この日は馬の安全を祈り馬をひいての参拝や数十本の梵天で賑わった。昔は「舞楽」も奉納され、今は秋田県重要文化財に指定された「二の舞面」も保存されている。観音堂は御殿と称して、円満寺の西、川を隔てた観音森の頂上にあって、真言密教の掟によって女人禁制であった。釈迦堂から御殿に向かい数百m登ると、参道は峯伝いになり、更に一段高く木立の間から御殿の見える所に、この神小石(高さ40cm径20cm位の円柱形)がある。先のほうは梢細目で底面は約20度傾いているが、不思議にピタリと吸い付いてすわる。誰かが転がしても立たないが、後で見れば、スックリたっているということである。縄文時代の石棒でもなく、天然か人工かも定め難い昔からの石である。昔、一人の若い美しい「神子」が居た。御殿に登
ろうと決心した。丑満ちどき三日月の淡い光で御殿の法灯が見えるところまでたどりつくと、突然足腰が動かなくなった。とうとう夜明けとともに「石」となってしまい、それが「神子石」だと伝えられている。困ったことにこの石は数年前から姿を消してしまっている。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 土川
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -